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愛知県中小企業診断士協会について

公益社団法人愛知県中小企業診断士協会
会長 伊藤 純一

 この度、平成28年4月1日をもって、当協会は一般社団法人から公益社団法人となりました。これによって今までの事業が大きく変わるという意味ではありませんが、一番大きく変わるのは「一定の割合以上の公益事業活動を行う」、「事業活動については公開を原則とする」という2点です。

 思うに、組織には必ず事業目的があります。もちろん営利法人も事業目的がありますが、公益性を追求していく組織であれば、なおさら事業目的が重要になってきます。当協会の事業目的は、定款に示されているように、「経営支援者として専門的な能力を向上させて、地域経済・社会の発展のために貢献していく」という目的(理念)が掲げられています。この目的は、社会環境や経済環境の変化によって実現手段が変化することがあっても、当協会の目的は変わらない活動指針となるものです。

 この考え方は、一般社団法人の設立時から変わることなく継続してきましたが、ここに公益社団法人として地域社会に貢献していく団体であることを公に宣言するに至りました。

 公益事業の柱は二つから成り立っています。

  1. 専門的な経営診断や助言のできる優秀な中小企業診断士を発掘・育成(公1)
  2. 中小企業診断業務を通じて中小企業支援(公2)

 分かりやすく言えば、公益活動として優秀な中小企業診断士(経営支援者等)を発掘・育成して、地域社会の中小企業等の支援を通じて地域社会に貢献していこうとする事業です。当協会は、公1、公2の事業を公益活動事業と捉えているのです。

 もう一つ、大切なことがあります。それは、理念は基本的に変わらないものの、事業を執行する人間は替わっていきます。必ず誰かに引き継いでいくのです。そう考えたとき、現執行部は常に未来の執行部へのバトンタッチを考えながら経営していくことが大切だと思います。

 最後に、公益活動に力を入れても、会員個人にどういう受益があるのかという声を聞くことがあります。しかし視点を逆転させてみれば、当協会が公益活動を通じて地域社会に貢献している団体であると広く認知されることによって、会員個人にも無形の価値をもたらすことになるでしょう。そうなれば、個人の自由な経済活動にも良い影響を及ぼすことになると思います。

 まずは利他のために、その結果として会員個人に恩恵が報われるのだと信じています。これこそが、公益社団法人の精神であると思います。公益精神を大切にしながら、企業は公器であることを忘れることなく事業を執行していくことをお約束して、あいさつとさせていただきます。

 

平成28年4月1日

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